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2月のテーマオイル: ローズオットー精油
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ミラクルパスポートの最終月のプレゼントオイルは「ローズオットー」精油という事で、ローズオットー精油について紹介させて頂きます。

ローズオットー精油は、そのヒーリング性と高級感から、古代から珍重され、今でも人気の高い精油の一つです。

この記事では、ローズの特徴や歴史、成分、スピリチュアル的な意味について解説します。

13度以下で固まるのも特徴の一つですね。日本の冬の時期は固まっているので、手で精油のビンを温めると液体になり、本物かどうか見分けがつけやすいですね。

ローズオットー精油の特徴

ローズオットー精油は、バラ精油の中でも特に高級とされる種類で、伝統的な水蒸気蒸留法によって抽出されます。

その繊細な香りと希少性から、「精油の女王」と称され、古代から現代まで多くの人々に愛されています。

ローズオットー精油は主にダマスクローズ(Rosa damascena)の花弁から抽出されます。1kgの精油を得るためには、約4トンのバラの花弁が必要です。

手間のかかる伝統的な水蒸気蒸留法により得られるため、その希少性と高級感は他の精油と一線を画します。

「液体の黄金」とも呼ばれ、香水やスキンケア製品の中でも特に高級なラインで使用されます。

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ダマスクローズ(Damask Rose)の学術名と植物の詳細

学術名(学名)

Rosa damascena Mill.
(ロサ・ダマスケナ)

分類

  • 科名: バラ科(Rosaceae)
  • 属名: バラ属(Rosa)

ダマスクローズの特徴

ダマスクローズ(Rosa damascena)は、香りが非常に豊かで、ローズオットー精油やローズウォーターの原料として世界中で栽培されているバラの一種です。

形態的特徴

  • 樹形: 落葉低木
  • 高さ: 約1~2メートル
  • : 羽状複葉で、小葉は5~7枚
  • 花の色: ピンクまたは淡い赤
  • 開花時期: 主に春~初夏(地域による)
  • 香り: 非常に濃厚で甘く、フローラルな芳香が特徴

原産地と栽培地域

ダマスクローズの起源は、中央アジアまたは中東とされ、シリアのダマスカスが由来と考えられています。

現在は、主に以下の地域で栽培されています:

    • ブルガリア(カザンラク地方) → 世界有数のローズオットー生産地
    • トルコ(スペルタ地方)
    • イラン(伝統的なローズウォーター生産地)
    • インド(カンナウジ地方など)
    • モロッコ、フランス、イタリアなど

ダマスクローズ(Rosa damascena)は、その美しい花と豊かな香りで古代から人々を魅了し続けてきました。

高級精油の原料としても知られ、香り、健康、美容、スピリチュアルな用途で幅広く活用されています。

特に、女性性を高め、心を癒し、高貴な香りを放つその存在は、「精油の女王」として今もなお愛され続けています。

香りの特徴

ローズオットー精油の香りは、フローラルでありながら軽やかで繊細です。

甘さだけでなく、奥深い爽やかさを感じさせる香りが特徴で、他のバラ精油(ローズアブソリュート)とは異なる清涼感があります。

この香りは、瞬時に高貴な雰囲気を生み出し、心と体を癒す力があります。

ローズの歴史

ローズは、その美しさと香りから、古代から現代に至るまで多くの文化や時代で愛されてきました。

その歴史を振り返ると、ローズがどれほど深い象徴性を持ち、人々の生活に寄り添ってきたかが分かります。

古代の起源

ローズの起源は約5,000年前にさかのぼると言われています。

最も古い記録は、古代メソポタミアやペルシャの文献に見られます。

古代エジプトでは、女王クレオパトラが自らの美しさを高めるためにローズを使用していたと言われ、バラ風呂や香油として利用されました。

また、宗教的な儀式にも欠かせない存在でした。

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ギリシャ・ローマ時代

ギリシャ神話では、ローズは愛と美の女神アフロディーテと結び付けられています。

アフロディーテが恋人アドニスを失った悲しみから流した涙がローズを生んだとされ、ローズは「永遠の愛」の象徴となりました。

古代ローマでは、宴会や祝祭で天井からバラの花びらを降らせる「薔薇の宴」が行われ、贅沢と権力の象徴としてローズが用いられました。

また、「Sub Rosa(薔薇の下で)」という表現は秘密を守る意味を持ち、会話の内容を守る誓いが込められています。

中世ヨーロッパ

中世ヨーロッパでは、ローズは宗教的なシンボルとして使用されました。

特に赤いローズはキリストの犠牲を、白いローズは聖母マリアの純潔を象徴するとされました。

この時代、ローズウォーターがヨーロッパ全土で広がり、美容や薬用、料理の材料としても利用されました。

イスラム文化とペルシャ

イスラム文化では、ローズは神聖な花として扱われ、宗教儀式やスーフィー詩においても重要な役割を果たしました。

特にペルシャでは、ローズウォーターの蒸留技術が発展し、その香りと効果が多くの人々に愛されました。ペルシャの詩人ルーミーは、ローズを「神の愛」の象徴として称えました。

近代以降

17世紀頃には、ローズの栽培がヨーロッパ全土に広がり、特にブルガリアやトルコが主要な産地として発展しました。

これらの地域では、現在でもダマスクローズを使用したローズオットー精油が生産されています。

19世紀には、香水産業が急成長し、ローズがその中心的な役割を果たしました。

その高貴な香りと象徴性が、香水の魅力を支える存在となりました。

歴史についてまとめ

ローズは、古代エジプトの神聖な儀式から、ギリシャ神話の永遠の愛、そして中世ヨーロッパの宗教的シンボルやペルシャ文化の詩情まで、さまざまな文化と歴史の中で特別な地位を築いてきました。

その香りと美しさは時代を超えて愛され、現在もなお、心と体を癒す存在として私たちの生活を豊かに彩っています。

最近では食用としての花びらの栽培なども日本でも力を入れておられる方が増えており、まだまだ魅力がいっぱいですね。

ローズオットーの化学成分

ローズオットー精油は、主にダマスクローズ(Rosa damascena)の花弁から水蒸気蒸留法によって抽出され、その豊かな香りと多彩な効果で知られています。

その化学成分は非常に複雑で、以下の主要な成分が含まれています。

1. シトロネロール(Citronellol)

  • 含有量: ローズオットー精油の主要成分の一つであり、含有量は抽出方法や産地によって異なります。
  • 特性: シトロネロールは、バラの甘くフローラルな香りの主成分であり、抗菌作用や抗炎症作用が報告されています。

2. ゲラニオール(Geraniol)

  • 含有量: シトロネロールと並ぶ主要成分であり、含有量は条件によって変動します。
  • 特性: ゲラニオールは、甘く華やかな香りを持ち、抗菌作用や抗酸化作用が知られています。

3. ネロール(Nerol)

  • 含有量: ローズオットー精油に含まれる成分の一つであり、含有量は産地や抽出方法により異なります。
  • 特性: ネロールは、フローラルでフレッシュな香りを持ち、鎮静作用や抗菌作用が報告されています。

4. フェネチルアルコール(Phenethyl Alcohol)

  • 含有量: ローズオットー精油に含まれる成分の一つであり、含有量は条件によって変動します。
  • 特性: フェネチルアルコールは、バラの香りを特徴づける成分であり、抗菌作用や防腐効果が知られています。

5. ダマスコン(Damascenone)

  • 含有量: 微量成分ですが、香りに大きく寄与しています。
  • 特性: ダマスコンは、非常に強い香りを持ち、バラの香りの深みや複雑さを生み出す重要な成分です。

これらの成分の組み合わせにより、ローズオットー精油は独特の芳香と多様な効果を持ちます。

ただし、含有量はバラの品種、栽培地、抽出方法などによって変動するため、精油の特性もそれに伴い変わることがあります。

ローズオットー精油のスピリチュアルな特徴と魅力

「精油の女王」と称されるローズオットー精油は、愛と癒しの象徴とされ、スピリチュアルな世界でも特別な存在です。

その香りは人の心を開き、魂を浄化し、深い癒しをもたらします。

ローズオットー精油のスピリチュアルな特徴や魅力について分かりやすくご紹介します。

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🌹愛と無条件の愛を象徴する精油

ローズオットー精油は、「無条件の愛」を象徴する精油です。

自己愛や他者への愛を高め、心を開くサポートをしてくれます。

「愛に満ちた人生を送りたい」「心を開いて愛を受け入れたい」と願う人にぴったりの精油です。

愛の波動を持つ香りが、感謝や許しのエネルギーを高め、穏やかな気持ちに導いてくれます。

💖 おすすめの使い方
ハートチャクラのあたり(胸元)にローズオットーを希釈して塗ることで、愛のエネルギーを引き寄せるサポートに✨

🌸 高波動を持つ精油 – 波動を高める

ローズオットー精油は、地球上で最も波動が高い精油のひとつとされています。

高次元のエネルギーとつながりやすくなり、霊的な直感力を高める効果が期待できます。

ネガティブな感情や低いエネルギーを浄化し、ポジティブなエネルギーへと変換します。

神聖な空間を作るため、瞑想やスピリチュアルワークにも適しています。

🔮 おすすめの使い方
瞑想の際にディフューザーで焚いたり、少量を手に取って香りを吸い込むことで、エネルギーフィールドを整えるのに役立ちます✨

 

🌿 ハートチャクラを開く

ローズオットー精油は、ハートチャクラ(第4チャクラ)を癒し、開く働きを持っています。

過去の傷やトラウマを癒し、愛と喜びを受け入れられるように導いてくれます。

「愛を受け取ることが苦手」「人との関係で傷ついた経験がある」方におすすめ。

💚 おすすめの使い方
・ハートチャクラの上に1滴垂らして深呼吸する。
・ローズの香りを感じながら、愛や感謝のアファメーションを唱える。

💖女性性を高める – 女神の精油

ローズオットー精油は「女性性を高める精油」としても有名です。

女性の持つ直感力、創造力、内なる美しさを開花させるサポートをしてくれます。

「女神のエネルギー」を持つ精油とも言われ、女性の自己表現を豊かにし、内なる輝きを引き出します。

🌹 おすすめの使い方
・お風呂に数滴垂らし、バラのエネルギーに包まれる。
・ローズの香りをまとい、自分の魅力や内なる美しさに意識を向ける。

🌎 感情の浄化と癒し

ローズの香りは、悲しみ・怒り・不安・ストレスを和らげ、心を落ち着かせる作用があります。

深い感情の浄化を助け、心の重荷を取り除いてくれる精油です。

「辛い思い出や過去を手放したい」ときに心強い味方になります。

おすすめの使い方
・ストレスを感じたときに、手のひらに1滴垂らし、ゆっくりと深呼吸。
・感情が高ぶったときに、ローズの香りで自分を包み込む。

🌿神聖な儀式や瞑想に最適

古代エジプトでは、クレオパトラがバラの香りを愛し、神聖な儀式にも使用されていたと言われています。

現代でも、スピリチュアルな儀式や祈りの場面でローズオットー精油が使われています。

神聖なエネルギーを呼び込む精油として、心を整え、魂の成長を促してくれます。

おすすめの使い方
・瞑想前に手に1滴垂らして香りを感じる。
・聖なる空間を作るために、キャンドルと一緒に焚く。

💫ローズオットー精油の魅力まとめ

ローズオットー精油は、単なる香りではなく、愛・女性性・高波動・癒しの力を秘めたスピリチュアルな精油です🌹✨

  • 愛を高め、心を癒す
  • ハートチャクラを開き、波動を高める
  • 女性性を引き出し、内なる美しさを輝かせる
  • ネガティブな感情を浄化し、ポジティブなエネルギーに変える

ローズオットーの香りに包まれることで、日常がより豊かになり、心も魂も癒されるはずです💖🌿

🌹 あなたの心が愛と癒しで満たされますように… 🌹

さいごに

ローズは、愛と癒しの象徴としてスピリチュアルな世界で特別な意味を持っています。

その香りやエネルギーは、人間の心と魂を浄化し、深い愛と調和をもたらします。

ローズオットー精油は効果で特別感のある精油ですが、瞑想や日々のセルフケアにローズを取り入れることで、精神的な豊かさをより感じて頂けるかと思います。

この瞬間が、あなたにとってかけがえのないものになりますように。

 

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