
バジルの魅力
バジルは「ハーブの王様」とも呼ばれる人気のハーブです。
その爽やかな香りと多彩な用途から、料理はもちろん、香りを楽しむためにも世界中で親しまれています。
フレッシュな生のバジルは近所のスーパーで手に入れるのが難しいため、自家栽培で手軽に楽しむのもおすすめです!
ハーブの基本情報
- 学名: Ocimum basilicum
- 和名: メボウキ
- 原産地: 熱帯アジアやアフリカ
- 植物分類: シソ科
- 特徴: 葉は濃い緑色で、スパイシーさと甘さを兼ね備えた独特の香りが魅力です。
効能・効果
1. 心への効果
- ストレス緩和: バジルの香りはリラクゼーション効果があり、心を穏やかにします。
- 気分高揚: 香りが気分をリフレッシュし、前向きなエネルギーを与えます。
2. 体への効果
- 消化促進: バジルの成分は消化を助け、胃腸の不調を軽減します。
- 抗炎症作用: 葉に含まれるエッセンシャルオイルは抗酸化作用が期待されます。
3. スピリチュアルな効果
- 浄化と守護: バジルは古代から魔除けや浄化のハーブとして利用されてきました。
バジルの水やりポイント
バジルは元々熱帯アジアが原産の植物なので、暑さには比較的強いそうです。ただし、基本的に乾燥に強いハーブではありません。
比較的水分を必要とする植物で、土が乾燥しすぎると葉がしおれたり、生育が悪くなることがあります。ただし、水を与えすぎると根腐れの原因になるためやりすぎにも注意が必要です。
バジル単体で育てるよりも、トマトや他の植物のプランターに一緒に植えてあげるのが個人的にお勧めかなと思いました。
バジルも少し日陰になりますし、土の乾燥や水の上げすぎなどもあまり意識してなかったのですが、かなり大きく育ってくれました。
コンパニオンプランツとしてのバジルとトマト
バジルとトマトはお互いの成長を助け合う植物と言われています。
バジルはトマトを害虫から守る効果があり、特にアブラムシを寄せ付けないと言われています。一方、トマトはバジルの香りを強くする効果があると言われています。個人的に香りが強くなっているかどうかは分かりませんでした。
1つのプランターや畝にトマトとバジルを一緒に植えることで、栽培スペースを有効活用できます。間隔は15~20cm程度開けると、日当たりと風通しを確保できます。
食べる時にも抜群の相性
なによりも、バジルの芳醇な香りとトマトの甘酸っぱさは、料理でも相性抜群!カプレーゼやピザ、パスタなど、様々なメニューでその組み合わせを楽しめます。
長男は料理が趣味なのですが、自家製のトマトとバジルを使ったピザは絶品でした。
栽培方法
一般的な栽培方法について紹介します。
準備
- 必要な道具: プランター、バジルの種または苗、肥料、スコップ。
- 場所: 日当たりと風通しの良い場所を選ぶ。
育て方
- 種まき: 春先に種を蒔き、軽く土をかぶせる。
- 水やり: 土が乾いたら朝または夕方にたっぷり与える。
- 間引き: 密集しすぎないよう、小さい芽を間引く。
- 肥料: 月1回程度、液体肥料を使用。
収穫
葉が十分に成長したら、こまめに摘み取ることで新しい芽が出やすくなります。大きい葉っぱよりも、新しい葉っぱの方が香りも強く、柔らかく美味しいかと思いました。
バジルの楽しみ方
自家製ピザ: フレッシュなトマトとバジルをトッピングしたピザは絶品!
バジルソース(ジェノベーゼ):
【材料】フレッシュバジル、オリーブオイル、ニンニク、ナッツ、塩。
【作り方】全ての材料をミキサーで混ぜるだけ。
サラダ: オリーブオイルと合わせてさっぱりと。
ドリンク: バジルの葉を使ったハーブウォーターで爽やかな一杯を。
バジルの歴史と文化的背景
バジルは古代ギリシャやローマで「神聖なハーブ」として崇められ、宗教儀式や薬用として利用されていました。
インドではアーユルヴェーダの一環としても使用されるなど、地域によって様々な用途があります。日本では観賞用としても人気があります。
今後の収穫目標
昨年はかなり大量のバジルが芽吹いてくれたおかげで、種も沢山残すことが出来ました。
収穫した種を使い、今年もプランター栽培に挑戦する予定です。バジルシードや、バジルスプラウトにもチャレンジしてみたいのですが、まずは、昨年の成功体験を活かし、さらに多くの収穫を目指していきたいと思います!
バジルの楽しみ方:おすすめレシピ
バジルを使ったレシピを調べてみました。昨年はフレッシュなバジルに感動し、炒め物などにも大活躍してくれたので、今年は新しいレシピにもチャレンジしてみたいと思います。
1. バジルとトマトのカプレーゼ
材料(2人分)
- フレッシュバジルの葉: 8~10枚
- トマト: 2個(中サイズ)
- モッツァレラチーズ: 100g
- オリーブオイル: 大さじ2
- バルサミコ酢: 小さじ1(お好みで)
- 塩と黒こしょう: 適量
作り方
- トマトとモッツァレラチーズをスライスする。
- お皿にトマト、チーズ、バジルの葉を交互に並べる。
- オリーブオイルをかけ、塩と黒こしょうをふりかける。お好みでバルサミコ酢をかけて完成!
2. 自家製バジルソース(ジェノベーゼソース)
材料(約200ml分)
- フレッシュバジルの葉: 50g
- オリーブオイル: 100ml
- ニンニク: 1片
- 松の実(またはくるみ、カシューナッツ): 20g
- 粉チーズ: 大さじ2
- 塩: 小さじ1
作り方
- バジルの葉を洗って水気をしっかり拭き取る。
- ミキサーまたはフードプロセッサーに、バジル、ニンニク、松の実、粉チーズを入れる。
- オリーブオイルを少しずつ加えながら滑らかになるまで混ぜる。
- 塩で味を調え、清潔な瓶に詰めて冷蔵保存する(1週間程度保存可能)。
使い方
- パスタに絡める
- 魚や肉料理のソースとして
- トーストに塗ってカナッペ風に
フレッシュバジルの香りと味を楽しみながら、自宅で簡単に始められるハーブ栽培の魅力を一緒に体験できたら嬉しいです!