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レモンユーカリの特徴と魅力🌿
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いつもご覧いただきありがとうございます。

今回はハーブ園のレモンユーカリをご紹介します✨

レモンユーカリの魅力

レモンユーカリは、その爽やかな香りと多機能性で人気のある植物です。

風に揺れるたびに広がるレモンのような清涼感あふれる香りは、リラックス効果をもたらし、日々のストレスを和らげてくれます。

近くを通る時に葉っぱに体が当たったときにふわっと香りを感じる時があるのですが、レモンのような爽やかな香りが好きで、近くを通る時にはわざと体が当たるように歩いてしまいます✨

また、この香りには虫除け効果もあり、自然な方法で蚊や害虫を遠ざけることができます。

成長が早く育てやすいため、初心者でも簡単に楽しむことができ、剪定後の枝や葉も乾燥させることでインテリアやアロマに活用できるため、無駄なく楽しむことができるハーブです。

香り比べのプレゼント

さらに、昨年9月には剪定したレモンユーカリの枝を乾燥させ、その葉と生の葉を香り比べセットとしてミラクルパスポートのメンバーの方にプレゼントさせていただきました。

同じ袋に入れてしまったため香りが移ってしまい、違いが分かりにくかった部分もありましたが、それでも生の葉と精油の香りの違いを体験していただき、ユーカリの様々な種類の香りとの違いを感じる機会となりました。

メンバーの皆さまからは「新しい香りの発見があった」「生の葉の香りが思ったよりもフレッシュで心地よかった」と喜びの声をいただきました。

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レモンユーカリとは?

学名と分類

  • 学名:Corymbia citriodora
  • 科名:フトモモ科
  • 原産地:オーストラリア🌏

ユーカリの仲間であるレモンユーカリは、その名の通りレモンのような爽やかな香りが特徴です。特に、葉を軽くこすると強く香りが立ち、リフレッシュした気分になります。

レモンユーカリ (Corymbia citriodora) は、成長がとても早い木で、適切な環境で育つと20〜50mにも達することがあります。ただし、日本など温暖な気候では、5〜10m程度で育つことが一般的です。

鉢植えの場合は、大きくなりすぎるのを防ぐために、適宜剪定を行い、1.5〜3m程度の高さに保つことが推奨されています。

畑の端に植えているのですが、アッという間に成長してびっくりしていたのですが、最大で50mに達するのは驚きです。10mでも高すぎますし3mになると風が強い時に折れた時の影響も怖いので、1.5mから2mくらいになるように、適切に管理を心掛けたいなと思います。

現在2mほどで切り戻しはまだ行っていないです。切り戻しチャレンジしたいと思います。

レモンユーカリ以外のユーカリの種類 🌿

ユーカリ属 (Eucalyptus) には約800種類以上の品種があり、それぞれ異なる特性を持っているそうです。

ユーカリのエッセンシャルオイルにも、ユーカリグロブルスやユーカリラディア―タなどが出てくるので知っていたのですが、これほど沢山の種類があるのには驚きでした。

以下は代表的なユーカリの種類です。

1. ユーカリ・グロブルス (Eucalyptus globulus)

  • 特徴:青みがかった丸い葉が特徴的な品種。
  • 高さ:30〜55m(鉢植えでは2〜3mに抑えられる)
  • 用途:抗菌・抗ウイルス作用が高く、風邪予防や呼吸器ケアに適した精油が採れる。

2. ユーカリ・ポポラス (Eucalyptus polyanthemos)

  • 特徴:丸くて小さい葉が特徴で、観賞用として人気がある。
  • 高さ:10〜25m(鉢植えでは1〜2mに調整可)
  • 用途:リースやスワッグなどのインテリアにもよく使われる。

    3. ユーカリ・ラディアータ (Eucalyptus radiata)

    • 特徴:香りが柔らかく、精油の中でも使いやすい品種。
    • 高さ:15〜30m(鉢植えでは2m程度)
    • 用途:スキンケアやリフレッシュ効果のある精油として人気。

    ユーカリの歴史と活用法

    ユーカリの歴史や活用法について調べました。

    1. アボリジニによるユーカリの利用

    オーストラリアの先住民であるアボリジニは、ユーカリ属の植物を伝統的に薬草として利用してきました。特に、傷や感染症、風邪、発熱などの治療にユーカリの葉を用いていたとされています。一般的にはユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus)などが主に利用されていたそうです。

    2. レモンユーカリの香りの利用

    レモンユーカリの葉にはシトロネラールが含まれ、柑橘系の爽やかな香りが特徴です。この香りには虫除け効果があり、伝統的に葉を燃やしてその煙を虫除けとして利用していたとされています。

    また、香りを利用して空間の浄化やリフレッシュを図ることもあったと考えられます。

    3. レモンユーカリの商業的利用の歴史

    19世紀に入り、ユーカリの精油が商業的に生産されるようになりました。1852年には、薬剤師のボシストと植物学者のミューラーによって、ユーカリ含有の精油商品が初めて商用として生産されたそうです。

    レモンユーカリの成分であるシトロネラールの防虫効果が認識され、虫除けスプレーやキャンドルの材料として利用されるようになりました。また、観賞用や防風林としても栽培され、現在では世界中で人気のあるハーブとなっています。

    伝統的な活用法

    • ハーブ療法:葉を煎じて風邪や咳の緩和に。
    • 虫除け:乾燥葉や精油を用いて蚊除け対策に。
    • 香りの利用:神聖な儀式で空間浄化に使用。

    現代での利用法

    • アロマテラピー:エッセンシャルオイルとして芳香浴に。
    • スキンケア:抗菌作用を活かしたボディスプレーや石鹸に。
    • 園芸:庭やベランダでの自然な虫除け対策。

    虫よけなどで活用される事例が多いのですね。昨年はまだまだ小さい株だったので、今年の成長でどれだけ効果を発揮してくれるかを検証していきたいと思います。

    レモンユーカリの香りと成分🍋

    レモンユーカリの葉には、シトロネラール(Citronellal) という成分が豊富に含まれています。この成分には以下のような効果があると報告されています。

    • 虫除け効果 🦟✨シトロネラールは、蚊や害虫が嫌う成分で、天然の虫除けとしても活用されています。
      中国での実地テストによれば、レモンユーカリを20%含有するアルコール液ではヒトスジシマカに対して約3.3時間、30%では約5.5時間の持続的な忌避効果が確認されているそうです。
    • リラックス効果 🌿柑橘系の爽やかな香りが気持ちを落ち着かせ、リフレッシュにも最適。
      この香りは、爽快感とほのかな甘さを持ち、クリーンな透明感を感じさせるため、リフレッシュやリラックス効果が期待できます。
    • 空気を浄化する効果 🍃ユーカリの仲間には抗菌・抗ウイルス作用があり、お部屋の空気を清潔に保つサポートをしてくれます。
      レモンユーカリ精油は、シトロネラールを主成分とし、抗菌性が報告されています。特に、口腔内の微生物に対する抗菌効果が確認されており、空間の清浄化にも寄与する可能性があります。

    庭やベランダに植えておくと、近くを通るとナチュラルなアロマが広がり、ふわっと香る天然のアロマディフューザーのように楽しめます。

    まとめ

    レモンユーカリは、爽やかな香りと虫除け効果を兼ね備えた万能ハーブ。

    育てやすく、剪定した枝も様々な用途に活用できる魅力的な植物です🌿

    通常かなり大きくなる木ということですが、切り戻しや適時剪定してあげることで、プランターでも上手に育てていくこともできるようですので、お試し頂ければ幸いです🌿

    参考

    参考サイト

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