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ジャスミンの魅力と気になる育て方
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ローズのエッセンシャルオイルにも引けを取らない、高級なエッセンシャルオイルの代表ともいえるジャスミン。

昨年ハーブ園にジャスミンを植えたのですが、夏頃に雑草に負けてしまい、再度プランターでの栽培にチャレンジしています。

昨年の失敗を糧に、育て方について学びを深めようと思い、今回はジャスミンの魅力や、ジャスミンの育て方について調べていますので、魅力と一緒に紹介させていただきます。

ジャスミンの基本情報と魅力

ジャスミンは、世界中で愛される香り高い花を咲かせる植物です。その甘く官能的な香りは、古くから香水やアロマテラピーに活用されてきました。

ご存知の方も多いかとは思うのですが、シャネルの有名な香水「No.5」にも手摘みのジャスミンが含まれているようです。

ジャスミンにはリラックス効果があり、気分を落ち着かせるだけでなく、幸福感を高める作用もあるとされ、古くから人々を魅了してきました。

基本情報

  • 学名:Jasminum spp.
  • 科名:モクセイ科(Oleaceae)
  • 属名:ソケイ属(Jasminum)
  • 原産地:インド、アラビア、ペルシャなど
  • 草丈:約1~5m(種類により異なる)
  • 多年草または低木:多くの品種が多年草または半つる性低木
  • 耐寒性:弱~中程度(品種による)
  • 日照:日当たりの良い場所を好む

ジャスミンの花は白や黄色が一般的で、品種によってはピンクがかったものもあるようです。主に温暖な地域でよく育ち、日本でも庭や鉢植えで楽しむことができるようなので、現在は鉢植えで育てています。

ジャスミンの花はいつ咲く?

ジャスミンの開花時期は、種類によって異なりますが、一般的には 春から秋にかけて 咲くことが多いです。特に、温暖な気候では 5月~10月 に花をつけることが多く、夜になると香りが強くなるのが特徴のようですね。

ジャスミンにはさまざまな種類があり、代表的なものに以下のようなものがあります。

  • マツリカ(アラビアジャスミン):夏に咲く、最も香りが強い品種。
  • カロライナジャスミン:春に黄色い花を咲かせる。
  • ソケイ(コモンジャスミン):春から秋に白い花を咲かせる。

昨年末に植え付けたジャスミンですが、12月に何故か1輪だけ白い小さな花が咲きました。

少し暖かい日が続いていたので咲く時期を勘違いしたのかなと思ったのですが、その姿はとても可愛らしく、道を通るたびに心が癒されます✨

1輪だけなので香りはほとんど分からなかったのですが、暖かくなるのが楽しみです🌼

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ジャスミンの育て方

ジャスミンは比較的育てやすいハーブらしいのですが、昨年は雑草に負けてしまったので、育て方について詳しく調べました。

① 日当たりと気温

ジャスミンは 日光を好む植物とのこと

日当たりの良い場所で育てることで、健康に成長し、香りのよい花を咲かせます。

ただし、夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるため、半日陰に置いてあげるのが良いそうです。

また、 寒さにはやや弱い 種類が多いため、冬は室内に取り込むか、霜に当たらないように注意しましょう。

② 水やり

ジャスミンは 乾燥を嫌う 植物なので、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげるのが良いとのこと。

ただし、 過湿には弱い ため、鉢植えの場合は水はけのよい土を選ぶことが大切らしいです。バランスが難しいですね。

③ 肥料

ジャスミンは成長が早いため、 定期的な追肥 が必要です。

特に 春から夏の生育期 には、月に1回程度の液体肥料を与えるとよく育つそうです。液肥についても調べてみます。

④ 剪定(せんてい)

花が終わった後に 剪定を行うと、翌年も元気に花を咲かせます

伸びすぎた枝や、枯れた葉を適度に取り除くことで、風通しがよくなり、病害虫の予防にもなります。

特別な事は無く、基本的な事が多いですね。今年は綺麗な花を沢山楽しめると良いなと思います。

ジャスミンの歴史と魅力

ジャスミンは古くから 「香りの王」 とも呼ばれ、世界中で愛されてきた植物ということで、その歴史についても詳しく調べましたので紹介します。

◇ 起源と歴史

ジャスミンの原産地は インド、アラビア、ペルシャ とされており、古代エジプトや中国でも神聖な花として扱われているそうです。

インドでは

インドでは 結婚式や宗教儀式 で使われ、幸福をもたらす花とされています。

特にヒンドゥー教や仏教の儀式では、ジャスミンの花が神聖な装飾として用いられ、寺院や祭壇を飾る重要な役割を果たしていました。

また、ジャスミンの花輪(マラ)は、愛と繁栄の象徴として結婚式や祝い事で広く使用されています。

古代エジプトでは

古代エジプトでは、ジャスミンの香油が貴族や王族の間で珍重されており、クレオパトラもジャスミンの香りを愛したと伝えられています。中国では、ジャスミンは漢方薬やお茶として用いられ、心を落ち着かせる効果があるとされていました。

ヨーロッパでは

ヨーロッパではグラース地方(南フランス)は、18世紀からジャスミン栽培の中心地となり、現在も世界的な香水産業の拠点のひとつです。

グラースではジャスミンの花が手摘みされ、高級香水の原料として使用されるほか、特にシャネルの「No.5」にもジャスミンのエッセンスが含まれています。

なんと「No.5」の香水1本の中に1000本のジャスミンの花が使われているとか。

ジャスミンの効能

ジャスミンは リラックス効果が非常に高い ハーブとしても有名です。

  • アロマテラピー:不安を和らげ、気持ちを落ち着かせる。
  • ハーブティー:ジャスミンティーとして親しまれ、リラックスや消化促進に効果的。
  • 美容:抗酸化作用があり、肌を若々しく保つサポートをする。

ジャスミンの楽しみ方と注意点

ジャスミンはさまざまな方法で楽しむことができます。

  • ジャスミンティー:緑茶や白茶とブレンドされ、リラックス効果が高い。
  • アロマオイル:エッセンシャルオイルとして、心を落ち着かせるのに最適。
  • ポプリやサシェ:乾燥させた花を布袋に入れ、香りを楽しむ。

ジャスミンの注意点

ただし、ジャスミンにはいくつかの注意点もあります。

妊娠中の使用:ジャスミンの精油はホルモンに影響を与える可能性があるため、妊婦さんは医師と相談して使用するのが安全です。

また、ジャスミンの強い香り成分が、香りに敏感な方やアレルギー体質の方にとって、頭痛や不快感を引き起こす可能性があります。そのため、ジャスミンの香りに対して敏感な方は、注意が必要です。

まとめ

ジャスミンは 美しい花と香りの良さ だけでなく、 歴史や効能 にも魅力が詰まった特別なハーブですね。ハーブ園に咲いた一輪のジャスミンの花がもたらす癒しの力は、まさに自然の恵みそのもの。

今年どうなるか、また報告させていただきます。

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